未訳本『ナンパの技術』まとめ モテキャラ7 魅了者

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ザ・ゲーム 退屈な人生を変える究極のナンパバイブル 』で

ニール ・ストラウス氏が参考にしていた、

The Art Of Seductionの内容紹介です。

今回は9つのモテるキャラクターの7番目、

『魅了者(charmer)』です。

Charm っていうと、

RPGとかでは敵の言うこと聞いちゃう状態異常みたいなイメージがあるから、

すっごいエッチなお姉さんの小悪魔キス!みたいなイメージだけど、

そうでもないみたい。

むしろ、「モテるブス」だね。

 

まず、Charmerの例から行きましょう。

 

最初は大英帝国全盛期の首相ディズレイリ。

彼はユダヤ人でありながら、

政治の世界でのし上がり、

ビクトリア女王の絶大な信頼を背景に辣腕をふるいます。

 

次に、パメラ・ハリマン。

日本ではあんまり知名度ないですが、

彼女はアメリカをWW2に引きずり込んでイギリスを救った英雄。

そして、世界最強のパーリィピーポーとして駐仏アメリカ大使としても活躍します。

 

そしてアジア代表の周恩来。

日中戦争時代に、内戦状態だった蒋介石と共闘関係を築き、

終戦後はソ連のスターリンとの外交に活躍します。

 

で、最後はロシアのエカチェリーナ2世。

ドイツ人でありながら、国民の圧倒的な支持を背景に、

夫のピョートル3世から帝位を奪ってしまう凄腕です。

 

では、彼らの共通の要素とは何だったんでしょうか。

 

それは、

『相手の懐に入り込む技術』です。

自分自身は決して目立たず、

相手のムードに徹底的に合わせる。

相手の話を良く聞き、

相手の自尊心、虚栄心をくすぐり、

弱いところも理解し、

最終的には相手を自分に依存させてしまいます。

 

例えばディズレイリ。

彼は作家としても有名なんですが、

女王とは『作家仲間』という体で話していたそうです。

女王も一冊本を出していたんですが、

当世随一の作家に『作家仲間』と言われて嬉しくないはずがないですよね。

 

それから、周恩来。

彼はスターリンと対談した時、

『同志スターリン』から、

「社会主義国家のあり方を勉強させていただく」

という体を決して崩さなかったそうです。

 

そして、凄いのはエカチェリーナ2世。

彼女はドイツ人でロシア語も分からないレベルで嫁いできたんだけど、

ロシア語を学びロシア正教に改宗し、とにかくロシアの文化に染まろうとした。

 

普通はね、

女王陛下って身分で本書いた人と「同じ」になるのは、職業作家としては面白くないですし、

(水嶋ヒロに『作家仲間』って嫌味なく言える作家がいるか?)

苦労して革命起こしたのに外国の偉い人に「教えてやる」なんて言われたら腹立つし、

ましてや嫁ぎ先の言葉や風習に全部染まるなんて、アイデンティティの危機ですよ。

(マッサンのエリーはほんと凄い。)

でも、それが出来るのが、『Charmer』なのです。

 

それから、相手に楽しい気持ちになってもらうのも、

Charmerの大事な要素の一つ。

史上最強のパーリィピーポーであるパメラさんは、

言ってみりゃそんな美人じゃないんですよ。

だけど、趣向を凝らしたパーティと、

秘密を守りながら楽しく話せる社交力、

そして、関わった人にご挨拶とお礼を欠かさないマメさ。

これでもって、男を籠絡し、

国家をも動かしてしまったわけですね。

あ、この人、初婚はチャーチル首相の息子、

次がハリウッドの有名プロデューサー、

最後がユダヤ財閥のハリマン(WW2の時の駐英アメリカ大使)。

ハリマン氏とはチャーチルの嫁だった頃から肉体関係があったっていうし、

それをチャーチル首相の命令でやっちゃったっぽいって言うんだから、

なんか色んな意味ですごい女だよね。

 

コツは、とにかく相手の自尊心をくすぐること。

ディズレイリと話したあるお姫さまは、

「(元首相の)グラッドストン氏と話したときは、彼は世界一頭がいい男だと感じました。

ディズレイリ氏と話した時は、わたしは世界一頭がいい女だと感じました」

と言っています。

コレです。

相手の美しさに耽溺するのはちょっとしたら飽きるけど

だけど、自分の素晴らしさに耽溺するのは一生飽きない、

のです。

 

では恒例の、『魅了者』になるにあたっての危険性。

 

実はこれ、本書初の

「復讐されない誘惑者」なんです。

『魅了者』が誘惑し、操っている相手は、

揺さぶられて激情にかられて動いているわけではない。

つまり、誘惑され、コントロールされていることに無自覚なんです。

完全に自分の意思で動いてると思っている。恐ろしいですね。

数少ない『魅了者』の弱点と言えば、

相手に合わせているので、

八方美人で信用おけない、と思われるところです。

なんだけど、ちゃんとパーリィピーポーしていれば、

そう思う人は少数派。

圧倒的多数は自分の味方だから、

あんまり気にすることもないそうです。

 

で、ここからはEdのナンパ的視点から見た解釈。

なんか見てると、

『魅了者』は長期的な勝利を目指してるっぽいんですよね。

目立たないようにして、相手の自尊心をくすぐり続け、

論破されようが主導権を取られようが我慢し、

長い時間をかけて相手を籠絡し依存させる、みたいな。

その点では、即セックス・出会って二回目でセックスを目指すナンパでは全然使えないよね。

「一生飽きない」なんて望んでないもんね。

 

でも、ここから学べるテクニックとしては、

相手にしゃべらせること、相手の自尊心を満たしてあげることで、

気づかないうちに依存させる、ってテクニックだと思うんです。

このあたりはツンデレで

「この人といると居心地いい。けど、私の優先順位は高くなさそう」

と思わせてしまえば、あとはもうセックスが見えているのではないでしょうか。

 

有名な「雰囲気ぶっ壊しルーチン」も、

『魅了者』流の、居心地が良い空間を作っておくと、

反動で効果が倍増しそうです。

 

それから、冒頭でも「モテるブス」って紹介したけど、

不細工でも、たとえナンパ出来なくても、

モテる方法ってのはやっぱりあって、

それは優秀なパーリィピーポーになることなんだなぁ、

と思いました。

 

以上!『ナンパの技術』モテキャラ第7回でした!

 

更新止まったけど死んでないからね!


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