未訳本『ナンパの技術』 ターゲットのタイプ1 若い頃モテた人
に登場した未訳のナンパ本『The art of seduction』
ナンパ(誘惑)する人、される人をタイプ分けしてるのが特徴です。
モテる9つのキャラクター+非モテに続いて、
今回はターゲットにされるタイプのその1「若いころモテた人」です。
わかりにくいので直しました。
で、彼女らは文字通り若いころモテた人たちですね。
今はどうか、というと、いろんな理由により、
「もう落ち着いたから」とか言ってるタイプの人たちです。
こういう人たちは、「落ち着いた」理由にかかわらず、
なんらかの喪失感を感じているはずなのです。
人間はいつでも過去に体験した喜びや楽しみを追い求めてしまうので、
彼らのように過去に遊んでいたタイプは、
はっきり言って「落としやすい」タイプです。
ターゲットがまた男遊びを始めるきっかけさえ与えてやればOKです。
大切なのは、”彼女たちが” 誘惑していると勘違いさせることです。
我々はターゲットを直接誘うのではなく、
相手にうまく自分を誘惑するよう仕向けましょう。
ターゲットがまだまだ魅力的で、
昔のようなモテパワーを十分に持っていると思わせることがポイントです。
そして、あくまで彼女らがいま置かれている状況、
抑圧されている状況から解放してあげることだけを考え、
自分が新しい束縛の原因になってしまわないようにしてください。
長期的な関係を築くのは不可能に近いですが、もし望むなら、
出来るだけその意思を隠すようにしてください。
モテた人ってのは、本質的に浮気者です。
うまく一発やったとしても、一回きりで終わることも覚悟してください。
以上です。
一読した感想としては、
「じゃあどうやって自分を誘惑するよう仕向けるんだよ?」
でした。皆さんもそうだと思います。
そのあたりについては、ターゲットの分類が終わったあとに、
「誘惑のプロセス」というパートがあるので、そっちに期待しましょう。
おそらく、我々がこのターゲットの分類から期待できることは、
”相手が何を求めているのか?”を推測するヒントを得ることです。
ナンパの過程において、表面上の言葉や態度ではなく、
相手が本当は何を求めているのか?見極めることは非常に大切で、
しかも最も難しいことだと思います。
逆に、コールドリーディングや心理テストみたいなトリックも含めて、
相手の事を言い当てることが出来れば、それだけで女は食いついてきます。
で、それを見極めるにあたってのヒントとして、
まず、「あ、この女は○○タイプだな」というとっかかりがあることは、
大変助けになると思うのです。
記述問題より選択式の問題の方が簡単なのと一緒ですね。
ではまた次回。