未訳本『ナンパの技術』 ターゲットのタイプ9 悲劇のヒロイン
に登場した未訳のナンパ本『The art of seduction』
ナンパ(誘惑)する人、される人をタイプ分けしてるのが特徴です。
モテる9つのキャラクター+非モテに続いて、
今回はターゲットにされるタイプのその9「悲劇のヒロイン」です。
世の中には、
人生をドラマ仕立てにしないと生きていけない人たちがいます。
こういうタイプを口説くにあたって、
安定とか安全とかを自分の売りにしてしまっては絶対に上手くいきません。
「悲劇のヒロイン」タイプは、被害者を演じるのが好きで、
不平不満やある種の痛みは彼女にとっての快楽なのです。
こういうタイプに対しては、
相手が望む通りに(精神的な意味で)乱暴に扱ってやってください。
いい奴になってしまった時点で、あなたは捨てられます。
「悲劇のヒロイン」は、多くの傷ついた、
トラウマを持つ人たちの中に見つけられます。
極端なケースだと、彼女らは非常に自己中心的でナンパに向きませんが、
多くの場合、いいターゲットになるでしょう。
ただし、アナタが彼女らの大荒れに荒れた世界に付き合う覚悟があるのなら。
もしこのタイプと長く関係を続けたいのなら、
なにかしらドラマチックな演出を仕込む必要があります。
こういう演出をすることが好きな人にとっては、
「悲劇のヒロイン」との生活は、ドラマに満ちた楽しいものになるでしょう。
以上です。
うーむ。
メンヘラですね!!
俺はこのタイプはいらないや。
で、終わってしまってはナンパブログにならない。
えーと、まぁ、悲しいことですが、
こういうタイプには
同じようなドラマ好きの男子がハマるってことが言われてますね。
そういう男子なら(傍目にはどうあれ)WIN-WINだと。
で、もしどんなタイプでも落とせる究極のナンパ師を目指すのであれば。
ここから得られる教訓は、
徹底的にターゲットを突き放し、
相手が望むことをやり遂げるマシーンになりましょう。
ってことでしょうか。
やっぱりね、どんなに相手がそれを望んでるんだよ!って言われても、
じゃあ、ってって女の子をぶん殴れる人って少数派だと思うんですよ。
ぶんなぐるったらアレだけど、
メンタル的に傷つけ続ける、ってのも程度問題でしょう。
で、ターゲットを観察してね、
「この子は傷つくのが好きなんだ!」ってなるのも、
なかなか難しいと思うんですよね。
楽しくナンパして楽しくセックスしたいと思ってたら。
ただ、「女の子は楽しいのが好き」ってのは、
男の勝手な願望、押し付けですからね。
そこを願望によって現実を見誤ることなく、
ちゃんと「相手が何を望んでいるか」を見抜く冷徹さが必要でしょう。
傷つくのが好きな人種ってのは存在する、
という厳然たる事実があるなら、それは認めなければいけません。
そして、どんな女の子でも落とせる究極のナンパ師になるためには、
楽しくナンパしたいなぁ、なんてぬるいことは言わずに、
ターゲットがそういう修羅の国に生きている可能性も踏まえ、
もしターゲットがそういう人種ならば、
敢えてがっつり傷つける冷徹さを持ち合わせなければいけません。
程度問題ですからね。
Edにはこのタイプは無理でも、
ちょっとバカにするほうが好かれる、とか、
敢えてつまんなそうにすることで落とす、みたいな程度の
冷徹さは身につけないといけないと思っています。
凄腕はここまでやってんだぞ!ってのを肝に銘じてね。
救いとしては、
こういう悲劇のヒロインたるメンヘラちゃんにも、
ぴったりくるWINーWINな男子がいるってことでしょうか。
傷つくことでしか生きられない男と女の需給の一致。
なんか美しくすらありますね。
あぁこの残酷にも美しい世界よ!
ではまた。