未訳本『ナンパの技術』 ターゲットのタイプ16 感度が高い人
に登場した未訳のナンパ本『The art of seduction』
ナンパ(誘惑)する人、される人をタイプ分けしてるのが特徴です。
モテる9つのキャラクター+非モテに続いて、
今回はターゲットにされるタイプのその16「感度が高い人」です。
わくわくしますね。
「感度が高い人」はセックスが好きなのではなく、感度が良すぎる人を指します。
ファッションなんかにその傾向が出ることもありますが、
だいたいはもっと分かりにくいタイプです。
なぜなら、感度が高い人はシャイなことが多く、
目立つことを嫌います。
このタイプの特徴は、外的な環境に大きく影響されてしまうことです。
カーテンの色が変だからといって落ち込んだり、
太陽が出ていないからといって起きられなかったり、
好きなにおいがするからと大興奮したりします。
このように大きく精神や体調を左右されてしまうので、
逆に、色や空気などの環境を楽しむことができません。
このタイプを落とすには、
素晴らしい環境のところに連れてってあげましょう。
景色や空気を存分に楽しみ、細部の美しさを堪能し、
肉体的にも気持ちいいことをしてあげましょう。
「感度が高い人」は動物みたいなもので、色やにおいで誘い出せます。
出来るだけ多くの感覚に訴え、
ターゲットを散漫で無防備な状態にしてしまいましょう。
このタイプを落とすのは簡単で手っ取り早く、
同じ方法を繰り返すだけでキープできます。
質にこだわるよりもバラエティで攻めた方がいいでしょう。
クレオパトラがアントニウスを落としたのがこの手法です。
このタイプは理想的なターゲットです。
望むものさえ与えてやれば、従順に従うようになるでしょう。
以上です。
一覧で紹介した時は、「ドスケベ」って訳しちゃいました。
だった感度が高いったら…ねぇ。そう思うよねぇ。
で、このターゲット。
クラブとかにはあんまりいなさそうですよね。
あんな音がんがんの空間にいたら死んでしまう。
となると、
出逢う場ったらストリートか、大学内とかでしょうか。
イメージ的には、落ち着いたウッディなカフェとかで、
地味目なニットとか着てよしもとばななとか読んでる感じ?
ナンパ慣れもしてなさそうなので、
最初の警戒心さえ解いて仲良くなったら、
ドライブでも山でも連れてけば一発!って感じでしょかね。
アウトドア派には格好のターゲットですね。
つくづく、
誘惑する側にもされる側にもぴったりの相手っているもんだ。
ホント「非モテ」な行動さえとらなければ、
普通に彼女とかってできるもんなんじゃないのかなぁ…?
と思ってしまいます。
ナンパの指導って『ザ・ゲーム 【30デイズ】』も含めて
「こうしろ、ああしろ」のメソッドがほとんどで、
それはゴールを「都会でヤリまくりのモテまくり」においてるからなんだけど、
「モテたい場所で適度にモテる」をゴールにするならば、
もっと自由で個性を生かしたやり方ってあるんじゃないかな、と思います。
てか、そういうモテ方もアリなんだ、と気づけた点で、
いまこの本を読んで訳してて良かったな、と思います。
ではまた。